歯とからだの話
2026/08/26NEW

むせることが増えていませんか? お口から始まる肺炎予防

「最近、お茶を飲むとむせることがある」「食事中にせき込むことが増えた」そんな経験はありませんか?
食べ物や飲み物が誤って気管に入ってしまうことを『誤嚥(ごえん)』といいます。高齢になると飲み込む力が少しずつ弱くなり、誤嚥が原因で肺炎を起こすことがあります。実は誤嚥性肺炎は、高齢者の入院原因としても多い病気のひとつです。

今日からできる!誤嚥を防ぐ4つのポイント

① 背筋を伸ばして食べる
イスに深く腰掛け、軽くあごを引いて食べると飲み込みがスムーズになります。
② よく噛んでゆっくり食べる
急いで食べると誤嚥の危険が高まります。一口ごとによく噛み、飲み込んでから次の一口を食べましょう。
③ 一口の量は少なめに
口いっぱいにほおばると、飲み込みが追いつかなくなります。小さめのスプーンを使うとちょうど良い量です。
④ 水やお茶は意外と危険
サラサラした飲み物は気管に入りやすいことがあります。むせやすい方は、とろみ剤の利用もおすすめです。

肺炎予防のカギはお口の清潔さ

誤嚥性肺炎は、お口の中の細菌が肺に入り込むことで起こります。つまり、「しっかり歯を磨くこと」も肺炎予防につながるのです。毎日の習慣として✅毎食後の歯磨き✅入れ歯のお手入れ✅お口の乾燥予防を心がけましょう。

1日3分!飲み込む力を鍛える「あいうべ体操」

飲み込む力は筋肉と同じです。年齢に関係なく鍛えることができます。

院長からひと言
「いつまでも自分の口で、おいしく食べること」
そのためには歯だけでなく、飲み込む力を守ることも大切です。気になる症状がある方は、お気軽にスタッフまでご相談ください。