片噛みは気づかないうちに体のバランスを崩す原因になります。
片方の歯ばかり使っていると、噛む力がかたよって歯のすり減りや、あごの不調につながることも。
「よく噛む」「バランスよく噛む」ことを、家族みんなで意識してみましょう。
片噛みの原因
むし歯や歯周病:痛みを避けるために片側で噛む癖がつくことがあります。
噛み合わせの問題:歯並びが悪いと、噛みやすい側ばかり使うようになり、片噛みが習慣化します。
生活習慣: 頬杖をつく、横向きで寝る、スマホを片手で長時間使うなどの習慣が影響することがあります。
片噛みをそのままにしておくと
歯の負担:片側の歯ばかり使うことで、歯の摩耗が進み、知覚過敏や歯周病のリスクが高まります。
顎関節症のリスク:片側の顎に負担がかかり、顎関節症を引き起こす可能性があります。
顔のゆがみ:使う側の筋肉が発達し、逆側の筋肉が緩むことで顔の左右差が生じることがあります。
姿勢の悪化 :片噛みの影響で体のバランスが崩れ、肩こりや首こり、頭痛の原因になることもあります。
今日からできる!片噛み予防のコツ
● 食べるときは「左右バランスよく噛むこと」を意識する
● 片方の歯にトラブルがあれば、早めに歯医者さんへ
● ガムを噛むときは、左右交互に!
片噛みは、一度クセになると治すのが難しいので、日頃から「よく噛んで、バランスよく食べる」習慣が大切です。
「なんとなくいつも同じ側で噛んでいるな」と思ったら、早めに見直しましょう!