歯とからだの話
2018/11/12

「歯が抜けたまま」で起こる悪影響

何らかの原因で歯が抜けてしまい、それを長期間放置してしまうと、歯科で診てもらってもすぐに治療ができなかったり、治療が長引いたりなど面倒なことが多くなります。
また、お口の中だけでなく、体にも様々な悪影響を与えます。
「歯一本ぐらい無くても大丈夫」などと思わずに、できるだけ早く歯科治療を受けましょう。

歯が抜けたまま放置することで起こる様々な影響

抜けた歯を放置したままにすると、お口の中はどのようなことになるのでしょうか?

●噛み合わせの変化
歯列にかかる力のバランスが崩れ、抜けた歯の方に向かって隣の歯が移動したり、傾いたり、残った歯同士の間があいてきます。

●発音がしにくくなる
奥歯がなくなると、ラ行が聞き取りにくい発音になります。
前歯の場合はサ行、タ行、ハ行、マ行の発音がしにくくなります。

●むし歯や歯周病になる
歯並びが悪くなり、磨き残しがちになります。
その結果汚れがたまりやすくなるため、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。

●見た目が老ける
歯が抜けた状態のままだと歯茎や骨が痩せて頬が下がり、ほうれい線やシワ、たるみが出て老けて見えるようになります。

●あごへの影響
噛み合わせが悪くなるため、あごの関節に負担がかかり、口が開けにくくなったり、顎関節症を引き起こす原因になります。

●頭痛、肩こり、腰痛などが起こる
噛み合わせのバランスが崩れてしまうことで体全体が歪んでしまい、頭痛や肩こり、腰痛などが起こる場合があり、転倒のリスクも高まります。

●咀しゃくの問題
歯が抜けたままだと、きちんと噛めずに咀しゃくが悪くなります。
噛み砕き切れていない食物が体内に入ることで内臓に負担がかかってしまい、消化吸収にも悪影響を与えます。

●脳への影響
しっかり噛めなくなることで脳への刺激が減ってしまいます。
脳が活性化されなくなり、認知症にかかりやすくなると言われています。

歯が抜けた場合の治療法

歯が抜けた場合は、以下の方法で治療が可能です。
・ブリッジ
・部分入れ歯
・インプラント
・部分矯正
お口の状態によって治療法は異なりますので、詳しくは歯科医院にご相談ください。
歯が抜けてしまった場合はそのままにせず、早めに歯科医院で診てもらいましょう。