
しかし、過剰な期待と食べ過ぎは禁物です。特に低年齢者が常時使うことは、甘いものを好む体質につながっていきますので、注意が必要です。小さな子どもにとって、おやつは栄養上の重要な補助食です。糖分の量や質にこだわるよりも、だらだら食べて、糖分を口の中に停滞させる習慣をあらためてください。ペットボトルを片手に、スナック菓子をいつでももち歩く子どもに、虫歯が多く目立ちます。おやつの時間をしっかりと決めて食べましょう。また、甘いものを食べたあとは、リンゴのような繊維性の食べ物を食べて、歯についた糖分を取り去るのも有効な方法とされています。
カルシウムやリンといったミネラルは、通常、唾液中にも存在し、歯が酸によって溶けだしてしまうのを抑制したり、溶けかけた歯へミネラルを取り込んだりしています。CPP-ACP配合のMIペーストとだ液に含まれるミネラルの量を比較したものでは、CPP-ACPがだ液に比べてはるかに豊富なミネラルを含んでいることがわかります。虫歯菌に感染したラットの歯に、各種濃度のリカルデント溶液と500ppmフッ素溶液との組み合わせをつくり、虫歯の抑制効果を検討した結果、1%のリカルデント溶液では55%の抑制効果が認められました。一方で、リカルデント単体で使うよりも、フッ素も併用したほうがより高い効果が期待できることもわかりました。 |