予防の話
2018/08/13

自分のリスクを知ることがむし歯治療の第一歩!

鏡に映ったリスクを改善するのがリスクコントロール

「リスクコントロール」 と「予防」の違い

治療とは「自分のむし歯になりやすい弱点=リスクを知って、そのリスクをコントロールすること」です。
皆さんの中には、投薬や外科処置こそが病気の治療であり、そうしないと治らないと信じている方もいらっしゃることでしょう。
しかし慢性疾患を治す方法は、リスクコントロール以外にないのです。とはいっても、むずかしく考えることはありません。砂糖入りのお菓子が好きでも、完壁なブラッシングができなくてもいいのです。大切なのは自分のリスクを知り、それに応じた対策をとることです。自分の悪い癖を知っていれば、大きな失敗をしないというのと同じです。
もちろん特に弱点を知らなくても、発症を避ける努力はできます。これが予防です。食習慣の改善やフッ素化合物の利用を促進することで、むし歯予防はかなりの成果を上げることは実証済みです。ただ、予防だけでは、特別に弱点の多い人、多い時期、弱点の集中している部位は落ちこぼれてしまいます。
たとえば、子どもの場合です。乳歯はもともと酸に強くないうえに、大人に比べ飲食回数は多く、甘いものも大好きです。このように弱点がとても多いのですが、弱点を一つ一つ改善していけば、より確実に発症を避けることができます。

ライフステージによるリスク

むし歯には出来やすい年齢があります。

引用元:
徹底図解 むし歯・歯周病 熊谷崇・秋元秀俊監修 法研刊