こどもの話
2023/05/26

乳歯から永久歯へ 生えかわりの時期はとても大切!

一般的に子どもの歯は6歳前後~12歳までに乳歯から永久歯へと生えかわります。
この時期はお口のトラブルが増える期間でもあります。定期的にお子さんのお口の中をチェックしてあげてください。
少しでも異変を感じたり、心配なことがあれば、早めに歯科医院を受診しましょう。

生えかわりの時期に気をつけたい事とは?

しっかり歯磨きを

生えかわりの時期こそ、しっかり歯磨きをすることが大切です。
乳歯は歯質が柔らかく、生えたての永久歯も歯質がまだ未成熟なので、むし歯になりやすい状態です。
また、歯並びが複雑になり、磨きにくいので汚れが残りがちです。
意識してしっかり歯磨きをしましょう。

お口の状態を観察

永久歯が生えてくる過程で、むし歯が増えたり、永久歯の生えかわりがスムーズにいかなかったり、歯並びや噛み合わせの問題が生じたりと、 お口のトラブルが増えてくる時期でもあります。
お子さんの歯の生え方を観察し、把握しておくことが重要です。

健康的な食生活を

永久歯は、乳歯よりも強いため、噛む力も増します。そのため、お子さんには健康的な食生活を促すことが大切です。
野菜や果物、栄養豊富な食品をバランスよく摂取するようにし、砂糖や脂肪分の多い食べ物ばかりに偏らないよう気をつけてあげてください。

「予防歯科」の活用

むし歯や歯周病にならないための予防を大切にし、歯と口の健康を守る「予防歯科」という考え方があります。
フッ化物(フッ素)の塗布など、お子さんのお口の健康を守るためにも、ご自宅で行うセルフケアに加えて、普段から歯科医院を活用して、予防に努めましょう。