こどもの話
2018/12/07

子どもの指しゃぶり

自分の指を吸う「指しゃぶり」は、赤ちゃんにとって大変気持ちの良いことのようで、不安をやわらげてくれたり気持ちを落ち着かせてくれるものと言われています。
注意して見ていると、ただ指をくわえているとき、しっかり吸い込んでいるとき、またかむようにしているときと様々です。
しゃぶる指は親指が多いようですが、他の指の場合もあります。
赤ちゃんの指しゃぶりをよく見てみましょう。

大きくなってもおしゃぶり・指しゃぶりがやめられない

泣いている赤ちゃんのお口におしゃぶりをくわえさせると、ぴたっと泣き止むことがあります。
おしゃぶりは、むずがったり泣いている赤ちゃんをなだめるためにとても便利なアイテムです。
しゃぶる行為が当たり前の、赤ちゃんの時期には上手に使いましょう。
1~2才では、就寝時のしゃぶる行為はまだ多くの子どもに見られ、眠りにつくときの不安な気持ちの解消手段とも考えられるので様子を見ます。
ただし、おとなしくしているからといって、長時間おしゃぶりを与えておくことは好ましくありません。
乳歯が生えそろう2~3才の頃には、お口の動きも「吸う」「しゃぶる」から、「かむ」ことに変わり、おしゃぶりはそろそろ卒業したい時期です。

指しゃぶりがやめられない子、歯並びは大丈夫?

3才を過ぎて乳歯が生えそろったあとも指しゃぶりが続くと、歯並びや歯のかみ合わせへの影響が出やすくなります。
具体的には、上の前歯が突き出たり、上あごの幅が狭くなったりします。
できれば永久歯が生え始めるころまでにやめさせましょう。
しかし、叱ったり強制的に指しゃぶりをやめさせると、ほかの癖に移ってしまうこともあります。
おしゃべりや親子のふれあいの機会をふやすことで、指へ意識が行かなくなり自然に指しゃぶりの回数は減っていくと思います。

引用元:
お母さんに知ってほしい子どもの口と歯のホームケア 医歯薬出版株式会社発行
親と子の健やかな育ちに寄り添う乳幼児の口と歯の健診ガイド 第2版 医歯薬出版株式会社発行