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埋め込む位置など治療をコンピュータが高精度にインプラントができる治療法が登場
<わかさ2006年6月号から抜粋>

最新虫歯治療
インプラントの最新治療は、以上のような治療の難点を解決するためとして、大きな注目を集めています。具体的には、最新のナビゲーション・システム(誘導機器)を利用したやり方です。
このナビゲーション・システムは、CT(コンピュータ断層撮影)によって得られたデータをもとに、三次元の立体画像を作成し、手術中に口の中のようすをモニターに映し出し、的確指示を与える医療機器です。インプラントの手術中、ナビゲーション・システムの画面上は、歯槽骨に穴をあけるドリル・バーの位置、角度、深さが表示されます。しかも、ちょっとでもズレたら音声で知らせてくれるアラーム機能を備えており、医師が的確に治療を行えるように誘導してくれているのです。このナビゲーション。システムを使った治療法なら、手術を一回ですませることもできます。
なぜなら、事前の検査で歯槽骨や歯ぐきの状態をくわしく把握でき、強度が十分であるかどうか、穴をあける場所はどこがいいか機械で正確に測定できるからです。
そして歯ぐきを切開して歯槽骨をむき出しにしなくてもいいので、傷口を縫い合わせる必要がなく、手術後に痛みを感じたりはれたりすることもありません。
切開手術をした場合、例えば三本分のインプラントだと、歯ぐきを切開してから一四、五針は縫わなければなりません。そして、手術後にはれて痛みを伴う場合が多いのです。約一週間後に抜歯もあり、傷口から細菌が侵入して感染症にかかる心配もないとはいえません。こうしたことがなくなるだけでも患者さんの負担はかなり軽くなるといえるでしょう。
 
最新虫歯治療
それでは、ナビゲーション・システムによる最新療法の流れを簡単に説明しましょう。 患者さんに局所麻酔をしたら、ドリル・バーを用いて、歯ぐきの上から歯槽骨に穴をあけ、人工歯根を埋め込む準備をします。穴をあける位置や角度などは、ナビゲーション・システムによって正確に誘導されるので、安全・確実に行えます。
そして、穴をあけたところに人工歯根を埋め込めば、手術は終了です。切開も縫合も必要ないため、手術にかかる時間はとても短く、患者さんの体力的な負担も小さくてすみます。
従来の治療法と同じように、この治療法でも人工歯根が歯槽骨と一体になるまで、下あごで二〜三ヶ月、上あごで三〜四ヶ月ほどの期間がかかります。しかし、骨の状態がいいと事前に確認されれば、数週間ですべての作業が終わることも可能です。
人工歯根がしっかりと固定されたことを確認してから、口の中を型取りして、最後に義歯を装着をします。
なお、手術後、埋め込んだ人工歯根の支台部は、歯ぐきから露出したままの状態にされます。これは、短時間のうちに仮歯を装着できるようにするためです。また、下あごの状態がよければ、手術後、すぐに仮歯を入れられます。仮歯があれば、口もとを気にせずに会話ができ食事をとるときも、だいぶらくになるはずです。人工歯根が固定するまで、せんべいのような硬いものは食べられませんが、軟らかいものなら、この仮歯で食べることができます。
切らない・腫れないインプラント
従来のインプラント治療は、従来のレントゲンでは、骨の厚みまでは、状態を正確に確認できなかった為、医師が骨の状態を確認する為に歯茎を大きく切開・剥離し、骨を露出させていました。
切開をしているので当然、縫合が必要です。その為時間もかかりますし、患部が痛んだり、腫れたりします。

「切らないインプラント治療」は、その名の通り一切切開をしません。専用の器具(ドリル)で歯茎の上から直接インプラント埋入ホール(インプラントの土台を埋め込む穴)を空けます。従来のインプラント治療の様に縫合の必要がないので時間の短縮も大幅にでき、痛みもなく腫れる事もありません。
術後すぐに仮の歯の装着が(下顎前方部等は)可能です。

今までのインプラント治療の流れ
Step1   Step2   Step3
前に歯の状態を様々なカウンセリングにて確認します。   骨の状態を確認する為に歯肉を切開します。   骨の状態を確認出来きれば、土台となるインプラントを埋め込みます。
Step4   Step5   Step6
土台を埋め込み後、骨と土台がくっつくまで期間をおきますので縫合します。   骨と土台がくっついた後、土台の上に、歯の支えになるものを取り付けます。   人工の歯のかぶせ物をつけ、その後定期的なメンテナンスを行い、治療終了です。
治療の流れ ガイドデントのインプラント

従来のインプラント治療は顎の骨の正確な情報が得られなかった為に、医師が骨の状態を確認する意味で歯茎を切開・剥離していました。

ガイドデントのインプラントの場合は、CTスキャンによる3D画像で顎の骨の正確な情報が得られる為に、 切開・剥離する必要がなくなりました。また、リアルタイムナビゲーションシステムのおかげで、インプラント埋入の位置・角度・深さを確認しながら手術を行えるので骨の状態を目で確認しなくても、安全に手術が行えます。

ガイドデントのインプラントの流れ
Step1   Step2   Step3
事前に歯の状態を様々なカウンセリングにて確認します。   直接歯にインプラントの土台を埋め込む治療を行います。   土台となるインプラントを埋め込みます。
Step4        
治療に際して、今まで切開手術をして骨の状態を確認していましたが、その切開手術の必要がありませんので大幅に時間の短縮が可能になり、痛みもほとんど無く、縫合の必要もありません。

※下顎前方部等の治療に関しては、術後すぐに仮の歯の装着が可能です。

人工の歯をつけ、その後定期的なメンテナンスを行い、治療終了です。(        
切らない・腫れないインプラント治療の流れ
「ガイドデント」インプラント治療は、ガイドデントの厳しい基準をパスしたガイドデントアソシエイツの医師が行います。歯顎部の立体CT画像をコンピューター分析し、個々の症状に最適な治療計画を作成後、アソシエイツ提携医院にて局所麻酔を行うことから始まります。
メスを使わず、専用の歯肉パンチを用いて軟組織をパンチングし、インプラントを埋め込む準備をします。
パンチングする位置や角度等は「ガイドデント」により正確に把握されるので、安全・確実に行えます。
コンピューターナビゲーションによる250ミクロンの高精度で計画通り治療を行います。
「切らない、腫れないインプラント治療」なら診療時間がより短縮される為、痛みが少ないうえ時間も節約できます。
パンチングを行った部位に、いよいよインプラントを埋め込みます。歯肉を縫合する必要がないため、短時間で施術が終了し、また歯肉が腫れる心配もありません。
3ヶ月〜6ヶ月後インプラントが歯ソウ骨(歯の根本骨)に一体化します。ガイドデントクリニックの担当歯科医師が、インプラント上部に人工歯を装着し、これにて治療は完了します。
ガイドデントのナビゲーションシステム
「ガイドデント」インプラント歯科治療の安全・高精度を実現
 ■「ガイデント」〜安全・高精度なインプラント歯科治療〜

従来のインプラント治療は、歯科医師の治療経験と勘に頼らざるを得ないため、何かと不安がつきまといました。「ガイドデント」は、世界最先端の技術により、治療計画の段階から施術中に至るまで「目に見える安心」を提供します。

「ガイドデント」は医療用ナビゲーターの専門メーカー・DENX(デニックス)社が開発した最先端のインプラントシステムです。口腔内のCTスキャニングにより得られたデータをもとに3次元画像を作成し、施術中は口腔内の治療用具の位置・角度・深さ等を画面上にリアルタイム表示。視覚で確認できる上、計画の軌道からはずれたら音声で知らせるアラーム機能も搭載し、±250ミクロン以下の高精度でナビゲータ。きわめて安全・安心なインプラント治療を実現します。
<厚生労働省承認番号 21500BZY00243000>
 ■CTデータを3次元化、綿密なインプラントプランニングで安心感が違います
インプラント施術前にCTで口腔内の領域を撮影。データを歪み補正し3次元画像化します。下顎管や上顎洞の位置を正確に把握し、上部構造の咬合ポイントをシミュレーションしながら計画を作ります。また患者ご本人へもその3D画像を使ってプランを説明。だから人目でわかりやすく、深い納得の上で安心して手術を受けていただきます。
撮影は15〜30分位で終わります。
 ■計画どおりのリアルタイムナビゲーションで安全・高精度にインプラントを施術
インプラント施術中、画像上で口腔内のドリルバーの位置をリアルタイムで表示します。位置・角度・深さインジケーター(アラーム機能付)は。±250ミクロン以下でドリリングのナビゲーションをします。解剖学的、科学的根拠に基づいた治療が行える(「EMB」)最先端のナビゲーションシステムです。
手術中は、赤外線カメラで現在のドリルバーの位置を把握。深さ、位置、角度、そしてそのデータをもとに作成された3D画面で、状況が逐一確認できます。
 ■世界で認められた「ガイドデント」によるインプラント歯科治療
新時代のインプラント治療「ガイドデント」は、今、世界中の数多くの歯科医師の方々に認められ、着実に普及・拡大しています。
 ■「ガイデント」は安心のインプラントシステムです。

「ガイドデント」の革命的とも言えるテクノロジーは、今まさに拡大しつつあるインプラント治療の新たな基準になると確信しています。プランニング用のソフトウェアは、施術前に治療部位の分析、詳細な歯の修復、治療計画の検討を可能にし、また高精度の光学的ナビゲーションシステムは計画通りの正確な位置にインプラントを埋め込む事を実現します。施術中、「ガイドデント」は術前の計画と3次元CT画像、さらに実際の治療部位を一つの画面の合成し、リアルタイムにコンピューターのモニターに表示します。歯科医師は、モニター上の治療器具の位置、角度、深さの3次元ガイドを見る事により、顎(あご)の骨に計画通りの治療を施すことができます。ですから、治療計画、正確なインプラントの埋め込み、歯の修復を、短時間に生体組織への最小限の処置により安全に行うことが可能なのです。「ガイドデント」なら、患者の方々の深い満足をもたらすことをお約束いたします。

<マービン・ローゼンパーグ博士>
国際的に歯科医として、教育者として広く知られおり講演・出版多数。特にporiodental and prosthetic managementaf the Advanced Caso」歯学部のテキストとして広く使われている。NSU歯科大学の遠隔教育プログラム・オンラインインプラント治療のプログラムディレクター。アトランティック歯科医療研究所。フロリダ歯周病医療協会会長。米国歯周病学会前役員。5年間DenX社のガイドデントシステム開発顧問を担当。

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