
むし歯は、自分では気づかないうちに少しずつ進行する病気です。
でも、早い段階で見つけられれば、歯を削らずに治せることがあります。
むし歯が進行して穴があいてしまうと、もう自然には治らず、削って詰める治療が必要になります。
一度削った歯は、どんなに丁寧に治療しても元の丈夫さには戻りません。
だからこそ「早めに気づくこと」が、歯を長持ちさせる一番のポイントです。
初期のむし歯は、まだ自分の力で治せます
歯の表面が白く濁って見える「初期むし歯(脱灰)」の段階なら、まだ間に合います。フッ素を塗ったり、正しい歯みがきをしたり、甘いものの摂り方を見直したりすることで、歯が元の状態に戻ることがあるのです(再石灰化)。削らずに治せるのは、このタイミングだけです。
早めの対策が「むし歯の悪循環」を止めます
むし歯は放っておくと「治療する→また悪くなる→また治療する…」という悪循環に陥りやすいです。早い段階で生活習慣やお口の中の環境を整えれば、この悪循環を断ち切り、自分の歯を長く守ることができます。
初期むし歯かも?セルフチェックしてみましょう
①見た目のチェック
□ 歯の表面が白く濁って見える
□ 表面がザラザラしている部分がある
□ 歯ぐきに近い部分が白っぽい・黄色っぽい
②痛み・しみるかどうかのチェック
□ 冷たいものが一瞬だけしみる
□ 甘いものを食べるとしみる気がする
□ 歯ブラシが当たると軽くしみる
③生活習慣チェック
□ 寝る前に甘いものや飲み物をとることがある
□ 歯みがきは1日1回くらい
□ 1回の歯みがきの時間が3分未満
④お口の中の環境チェック
□ 口が乾きやすい(だ液が少ないと感じる)
□ 歯ぐきが下がってきた気がする
□ 歯並びが気になり、磨き残しが多い
チェックの数で分かること
1〜3個 → むし歯はないかもしれませんが、注意が必要です。毎日の歯みがきや食生活など、生活習慣を見直してみましょう。
4〜7個 → むし歯ができている、またはできやすい状態です。一度、歯医者さんでお口の状態をチェックしてもらいましょう。
8個以上 → 痛みがなくても、むし歯が進行している可能性があります。早めに歯医者さんで検査をうけましょう。


