
「歯ブラシで磨くと血が出る」、「歯茎が腫れている」程度のところで気づくと、治療も比較的簡単ですので、ちょっとおかしいな、と思ったら、迷わず歯科医に行きましょう。
歯周病の治療もむし歯の治療と同じように、検査からはじまります。
まず、歯周ポケットの検査(ポケット・プロービング)をします。
ポケットの検査ですが、ポケット内の歯垢をきれいにとり除き、歯肉の腫れがおさまってから、細い器具を歯と歯茎のすきまにさし込み、歯周ポケットの深さを測り、出血のあるなしなど歯肉の状態を調べます。
歯と歯茎がぴたっとついていれば、ポケットはできないのですが、もともと1mmぐらいの歯内溝というすきまがあります。これが、歯周病のために三〇歳代半ばぐらいから徐々に深くなって、歯と歯茎の間にすきまがあいてくるのです。このすきまに入り込んだ歯周病菌が毒素や酵素を分泌します。これらに抵抗し、身を守ろうとして歯肉が炎症を起こすのです。炎症は毒素と体を守ろうとする免疫物質が戦っている証拠です。この状態が歯肉炎です。 |