
しかし、唾液が十分に分泌されていると、酸を洗い流し、中和してくれます。しかも、唾液に含まれているカルシウム、リン酸、フッ素イオンを使って、「再石灰化」を助けます。
わかりやすくいえば、歯も皮膚のように、古い表面がはがれ(脱灰)、新しい表面ができる(再石灰化)という新陳代謝をくり返していて、それを唾液が助けているのです。
ところが、飲食の回数が多いと、頻繁に入ってくる糖のおかげで、脱灰と再石灰化のバランスが崩れ、大きく脱灰に傾いてしまいます。口の中のむし歯菌も、糖とくっついてどんどん歯に張りついていき、バイオフィルムをつくっていくのです。とくに寝る前に食べるのは絶対にやめましょう。
●対 策
だいたい決まった時間に食事をとるようにしましょう。だらだらと時間を決めずに間食をとるのはもっともよくありません。特に、寝る前に甘いもの(飲み物も含めて)をとるのは絶対にやめましょう。歯を守るだけでなく肥満防止にも役立ちます。 |