そして、やがては首や肩の筋肉、そして全身に影響が出てきます。ときには口が片側にずれて、まっすぐに開かなくなり、顎の関節がゴリゴリと音がするようになります。
「たかが食べ物の噛み方くらいで、そんなことがあるわけがない」と思うかもしれませんが、左右の顎のバランスが崩れると、それにつながっている首の筋肉のバランスも当然崩れます。首の筋肉のバランスが崩れると、重たい頭を支えきれずに首は傾きます。そのゆがみが肩、腰へと伝わり、姿勢が崩れてしまうのです。
実際に、歯が抜けたのを放っておいただけで、背骨が傾斜し、無意識な状態のときの姿勢のバランスがくるってしまったという場合があります。アメリカで片側の歯のない人たちを立たせて目をつぶらせるという実験をしたところ、被験者のほとんど全員の体が傾いてしまったそうです。

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